【モシャスのミスを申しやす】

ステージをクリアしたら先に進めるという間違い探しのプログラムは、どこからも配布されていません。
「どうしよう。ストーリー性のある間違い探しコーナーを作りたいけど、無理かな?」
その問題は、「クリアしないで先に進めるようにすればいい」という事で解決しました。

変身1に出てきたマネージャーは、週刊少年ジャンプのミスターフルスイングという野球漫画に登場する、鳥居凪(とりい なぎ)さんです。

マネマネ達と勇者の戦いは、一番の見所だと思います。
間違い探しコーナーの主人公が勝つのか、ドラクエ4の主人公が勝つのか、どっちになるのか全然わからない展開にワクワクしてもらおうと思いました。
でも、最初はこんなシリアスな展開にする予定ではなく、最初から最後まで軽い話の予定でした。
んー、よく考えてみると、後半で急にシリアスになる展開って多いような・・・。
ゲームを作る時はなるべく今までやった事のない事をやろうと思っているので、次に作るゲームでは、そういう所も今までと違うものにしたいと思います。

お風呂の賢者ちゃんは、最初は女湯で服無しの予定でしたv
でも、それと同じような事はもう隠しページ探しでやってしまっていたし、男湯で服ありの方がギャグになると思ったので、男湯で服ありにしました。

変身10は間違いが0ヶ所という、とんでもない最終ステージ。
RPGで言うなら、ラスボスの所まで行ったら既に倒されていたという状態です。
どうしようか迷ったんですけど、普通に難しい最終ステージは他のゲームで既に作っていたので、今回は別のタイプの最終ステージにする方法でインパクトを残そうと思いました。

エンディングの「メラゴーストだった」というオチは、物凄く早い段階で決まりました。
変身1を作っている時の、セリフの色を決める段階です。
マネマネだからセリフの色は緑色にしようと思ったけど、AとBのセリフの色が両方同じだと読みにくい。
だから片方は違う色にしようという事で、そこから「オレンジ色 → メラゴースト」という風に思いつきました。
エンディングのタイトルバーの「やれば出来る」の本当の意味は、赤ちゃ・・・いえ、なんでもないです!(ギリギリのネタ)

タイトルを初めて「○○をしよう」にしなかったのは、「モシャスのミスを申しやす」というタイトルが、これ以上に無い絶妙なタイトルだと思ったからです。

各ステージの間違いの数が8ヶ所なのは、昔よく遊んだ中日新聞の日曜版の間違い探しコーナーが、そういう風だったからです。